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現代人ミネラル不足の理由~こんな食事は危ない!

「現代人はミネラル不足」
よく言われていることで、聞いたことがある方も多いと思います。

栄養療法でも、マグネシウムや亜鉛を補充するだけで
すごく調子が良くなる人は多いですし、

私が栄養療法を知る前から学んでいた食と栄養の分野でも、
ミネラルが豊富な食材をしっかり食べることで
すごく調子が良くなった!風邪をひかなくなった!
という例はたくさん見てきました。

(こども園の給食を変えたことで、子供たちが元気になりました!)

ではなぜ、現代人の食卓から、ミネラルが不足するようになったのでしょう?
今回はそれを詳しく、わかりやすくご説明しますねー。

一回読んで知っておくと、買い物や調理のときの参考になりますよ!


ミネラルとは?!

ミネラル不足の理由の前に、少しミネラルの知識を。
ざっと見てもらえればOK。

私たちの体は、主に4つの元素でできています。
酸素、炭素、水素、窒素です。
この4種の元素で、生体の95%。

人体を構成する元素のうち、
この4元素以外をミネラル、又は無機質と言います。
人体の残りの5%は、ミネラルで構成されているんですね。
このミネラルは、生体内で合成できないため、食べ物から摂る必要があります。

このミネラル、
比較的多量に必要な「多量ミネラル」と
「微量ミネラル」に分けられています。

多量ミネラル:ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン
微量ミネラル:鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデン
です。

そのほかにも、硫黄、塩素、フッ素、ケイ素、ニッケル、クロム、コバルト
などなど、
ごく微量だけど、必要なミネラルも存在します。

さらに、水銀や鉛、カドミウムなど、毒性が強いミネラルもあります。

このうち、体内で重要な役割をするミネラルを、「必須ミネラル」と呼び、
現在16種類とされています。
カルシウム リン カリウム 硫黄 塩素 ナトリウム
マグネシウム 鉄 亜鉛 銅 マンガン クロム
ヨウ素 セレン モリブデン コバルト です。

ミネラルの役割

ミネラルには、大きくわけで3つの役割があります。
①体の材料となる:骨や歯
②体の調整をする:浸透圧やpHの調整、神経や筋肉の興奮を調整
③酵素を構成する:タンパク質などと結合して、体内の様々な化学反応を触媒

③の酵素は、体内に5000種あると言われています。
1つの酵素は1つの役割しか持たないので、
これだけ多くの酵素の種類が必要なんですね。
そしてそのくらい、体内では常に様々な化学反応が起こっていて、
そのおかげで、私たちは健康を保っていられます。


ミネラル、めちゃ重要です!

ミネラル不足の理由

さてここからが本題。
「現代人はミネラル不足」って言われるけど、
どうして不足しているのか?

ここ数十年で、食生活はずいぶんと変わりました。
ミネラル豊富な穀物、小魚、海藻などを食べる機会が減り、
外食やインスタント、レトルト、お弁当、お惣菜、、、
そういうものを食べる機会が増えています。
また、ラーメンやどんぶり、パスタなど、
一品で済ませることも多いですよね。



これらがなぜミネラル不足になるかは、後に説明するとして、
食生活自体が、昔とは大きく変わったことも、ミネラル不足の原因の1つです。

たしかに、数十年前に比べて
小魚やひじきなどの海藻、雑穀、豆などを食べる機会は
すごーく減っていますもんね・・・


食材そのものの栄養価も年々低下しています。

低下というより、激減、ですよね。
これは、途中で測定法が変わった、ということもありますが、
実際に、食材の味、匂いの変化を感じませんか?

昔はもっと、野菜の味が濃かったし、香りも強かった。
にんにくなんて、前日夜食べたら、翌朝すごかったですよね(笑)
今はそんなにんにく、ないですもん・・・
お米の炊けたときの香りも、かなり弱くなりました。
パンから小麦の香りが消えました。
40代~50代の人なら、ギリギリ昔の味を覚えている世代じゃないかなー。
本当に、悲しいくらい、味が薄くなっています。

「食べやすい味、作りやすい野菜」へと、品種改良が進んだことも理由の一つですし、
これは推察ですけど(多くの有機農家さんもそうおっしゃっていますが)、
農薬や化学肥料の使いすぎで、土壌が変化してしまったことも一因だと思います。
日本は、世界一、二位を争う農薬大国なので・・・

実際に、無農薬で微生物たっぷりの土で作られた野菜は、
栄養価が高いことがわかっています。

土によってこれだけ栄養価が違うということは、
そこで育ったものを食べて育つ家畜もしかり、
土が流れ込む海の生き物もしかり、
ということではないかしら・・・

私たちが日々選ぶ食材も、旬がなくなってきていますよね。
夏に元気な実の野菜は、夏に栄養価が高いし、
冬元気な葉っぱ野菜は、冬に栄養価が高い。

旬でない野菜を使っている加工食品の栄養価も想像できますね。

人参や大根の皮をむいていませんか?
野菜の栄養は皮に、格段に多いのです!
(昔は皮をむいても栄養価が多かったから良かったのですが・・・)

綺麗に洗ったら、食べられるものは皮ごと調理することで、
少なくなったビタミン、ミネラルをしっかり摂ることができますよー。

今の農薬は、外からかけるよりも、根から野菜全体に浸透させるものが多いので、
皮には農薬が!!という心配をするよりも、
皮ごとしっかり食べて栄養をとり、
いらないものは排泄する力を養っておく方が良さそうです。

そうそう皮の農薬を気にした方がいいのは、トマト、シソ、ピーマンなどだそう。
そういうものは無農薬を選ぶ、というのも、1つの手です。


野菜を料理するときに、切ってから水につけっぱなしにしていませんか?

これだけ、栄養が減ってしまうんですよー。
シャキッとさせたいときは、切る前に!!
ごぼうも火にかける直前に切って、さっとさらすだけに。

コンビニのサラダやお弁当の生野菜は、消毒するために、
時間次亜塩素酸ナトリウム(いわゆるハイター)に
つけてあるそう。
(次亜を洗い流すために、さらに水にさらします)

水煮食品はもっと残念で・・・
普通、家でこれらの食材を煮たら、
お湯に色がついたり、濁りますよね?
あの濁りは、味や香り、栄養です。

でも水がすごく澄んでいます。
これは、何度も何度も水を替え煮てあるため、
栄養がすっかり抜けてしまった証拠です。

安いお弁当や総菜には、手間を省くために水煮食品が多用されます。
マッシュポテトなんかも、長い間水にさらしてから加工されます。
うーん、残念。
素材から家で料理することが、すごーく大事なのがわかりますね💦

油も同じですね。
サラダ油、天ぷら油などは、ほとんどが極限まで精製された油です。
ヘキサンという有機溶媒を使って・・・

揚げることで、素材の栄養はどんどん油に溶け出してしまいます。

我が家で使っている油はコレ。
熊本の坂本製油さんの油です。

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国産のなたねに圧力をかけて絞り、和紙で濾しただけの油。
市販の安いサラダ油と舐め比べたら、違いは歴然。
料理の味も、こういう基本の調味料をかえるだけで断然美味しくなりますよ~~

私たち生命は、海で誕生しました。
海はミネラルの宝庫!

でも、安い食材に昆布やカツオ、イリコは使えません。
かわりに使うのが、コレ。

化学調味料です。
絶対はんた~い!とは思いませんが、
ミネラルはほとんど含まれていない、というのは事実です。
化学調味料が主成分の麺つゆ、白だしなども、同じ。

じゃあ、だしパックなら良いかというと・・・

化学調味料や塩化ナトリウム(精製塩)がいっぱい入っています💦

忙しいと、昆布やかつお、いりこなどで出汁をとるのが難しいもの。
そんなときは、昆布やカツオ、いりこの粉を使うと良いですよ!

これ、美味しくて便利です。
鹿児島の、オリッジさんの昆布とカツオがブレンドされた粉。
ザラザラが残らず溶けるので、使いやすい。

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どんなお塩を使っていますか?
一時期いろんな塩が流行ったので、
さすがに精製塩を家で使っている人は少ないかも。

海水を煮詰めたり、天日干しした自然海塩には、
ミネラルがしっかり残っています。
ミネラルは旨味でもあるので、美味しいですよね!
素材の味をぐっと引き立ててくれるので、おにぎりには最高。

一方、精製塩は、塩化ナトリウム100%の塩です。
塩辛いだけでうま味がないのですが、とにかく安い!
ですので、安い加工食品には精製塩が使われています。
旨味がない分を、化学調味料で補うわけです。

とにかく、ミネラルしっかり摂れる塩を使いたい!
という方には、ぬちまーすがおススメです。
これよりミネラル豊富な塩、あるかしら?

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もちろん、各地に様々なおいしいお塩があるので、
好みで決めたら良いと思いますよー。
私のお気に入りは、長崎の五島の「手塩」。
おにぎりに最高。


そんなこんなで、現代人の食卓からミネラルがすごーく不足しているのですが、
そこに追い打ちをかける、最後の決定打が。
せっかく摂った、わずかなミネラルまでも排泄してしまうのが・・・
リン酸塩です。

リン酸塩、リン酸ナトリウム、
メタリン酸ナトリウム
ポリリン酸ナトリウム
などの名前がついています。

リン酸塩は毒性が低く、体に吸収されにくいので、広く使われています。
しかしリン酸塩は、ミネラルをつかんでしまってそのまま排泄されてしまうのです。
せっかく摂った、わずかなミネラルまでもが。

このリン酸塩、どんな目的で使われるかというと、
乳化(油と水分を混ぜる)
pH調整
結着(材料と材料をくっつける)
風味や食感の改善
保存性を良くする
などです。

〇〇リン酸〇〇と表示してあるとわかりやすいのですが、
保存料、pH調整剤、膨張剤、かんすい、イーストフード
の中にも、リン酸塩が入っています。

たまには食べたいですよね。
そんな時は、大手でない、美味しいケーキ屋さんに行きましょう。

安いのは魅力ですが、
安いのには、理由があります。
私たちは添加物の恩恵も受けています。
「添加物ダメーー!」じゃなくて、
知った上で、今日は何を選ぶか。

まとめ

現代人の食卓から、ミネラルが不足している理由を
8つ、ご紹介しました。

  1. 食生活の変化、乱れ
  2. 食材そのものから、ミネラルが不足している
  3. 旬を無視した食材
  4. 皮や生長点を捨てている
  5. 水に浸ける、水煮食品の多用
  6. ミネラルが入っていない出汁
  7. 精製塩
  8. リン酸塩

現代人は、空前のミネラル欠乏状態。

体の調整をしたり、5000もある酵素の材料となったりする、
重要な栄養素が足りていないわけです。
これが、体や心の不調を引き起こしている可能性大。

だからこそ、菌ちゃんげんきっこをとったり、
いりこをよく噛んで食べたり、
サプリでマグネシウムや亜鉛をとると、
症状が劇的に改善する人が多いんですねー

でも、学校でも教えてくれないのは、なぜ?

それは、栄養士も知らないから。習いませんしね。
もちろん、栄養の勉強がない医者も知りません。

では、テレビも教えてくれないのは、なぜ?

それは、そんな情報では誰も儲からないから。
さらに言うと、こんなことを言ったらスポンサーが怒るので、放送できません。

食と健康の本当の情報って、
自分でつかまえに行かないといけない時代ですね。

でもですね、
家で素材から料理をして+αでミネラルを摂る工夫をする。
これだけで解決できます。


サプリもいいけど、
げんきっこ、おススメですよー
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