喉になんかある!
と感じるようになったのは、ハタチを過ぎた頃。
しばらく「なんかある」状態が続き、
気づくと無くなってる→また「なんかある」の繰り返し。
医者の友達に相談したら、
「それ、神経質だからだよ、何もないはずだ。気にしすぎ」
と言われましたが、私は神経質とは程遠い性格。
調べてみると、喉に違和感がある状態を、
「ヒステリー球」と言うとか。
私はヒステリーなのか・・・笑
正しくは、咽喉頭異常感症というそうです。
喉の違和感、異物が詰まっている感覚があります。
原因はストレスと書いてある。
ストレス・・・ストレスも、あまり感じない方ですが・・・
そんな感じで、成人してから栄養療法に出会うまで、
喉の違和感は出たり消えたりで、ずっとありました。
栄養療法を学ぶと、
自分の症状の起源がどこにあるのか、見えてきて面白い。
いかに自分が、小さい頃から交感神経優位で
体が常に緊張状態だったか、思い知らされます。
胃腸が弱い上に、好き嫌いが激しくて(味覚過敏)、
かなり食が細い子どもでしたので、さもありなん、という感じ。
思えば幼稚園~小学校低学年まで、チックがありました。
喉が気になって仕方なく、喉を鳴らすチックです。
いつの間にか、治っていましたが・・・
小学校高学年にもなると、病院に行くと錠剤を出されるようになります。
これが、全く飲み込めない。
いくら水をたくさん飲んでも、水しか入って行かないのです。
アクシデントで前歯を4本折ってだいぶ歯医者で薬を出されたのですが、
一度も飲めたことがなく、親に内緒で捨てていました(笑)
大人になってからは何とか飲めるようになりましたが、
やっぱり苦手で、水が大量に必要でした。
栄養療法に出会った頃、最初は「とりあえずサプリだ!」と、
いろいろ飲んで失敗した話は以前何かに書きましたが、
アメリカのサプリって、ほんと大きいんですよ。
特に、マグネシウムとか、ビタミンCとか。
飲むのに苦労しましたねぇ~~
アメリカ人の喉はどんだけ広いんだろう、、、、と思っていましたが、
健康なら、日本人でもなんともなく飲めるとわかり、びっくり。
喉の違和感に効く漢方
インターネットが普及してから、喉の違和感を調べてみると、
漢方の半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)が効くという情報を見つけ、
飲んでみました。
半夏厚朴湯は、普通にドラッグストアに売ってありますし、
ネットでも買えます。
これが効く!
しかも、超即効性あり!
飲んで5分もたつと、気づくと忘れています。
違和感なくなっているのです。
これはかなり助かりました。
喉の違和感は、鉄・タンパク質不足
栄養療法を学んでからは、
喉の違和感は、鉄不足、ということを、良く聞きました。
私はヘモグロビン8、フェリチン2の、ド貧血でしたから、
じゃあ、鉄サプリを飲めば治るのだろう、と思いますよね?
治りませんでした。
今思えば、ただ鉄サプリを飲んで、血中の鉄の数値を上げても、
飲むのを止めれば元通り。
根本的に貧血は治っていないわけです。
貧血を根本的に治すには、
貧血のタイプにもよりますが、
私の場合は、タンパク質を満たすことでした。
(ヘモグロビンは、タンパク質+鉄ですからねー)
タンパク質を3食しっかり摂り、
消化酵素+グルテン、カゼイン、カフェイン、アルコールを
摂らない生活を続けたら、
気づいたら「あ、最近喉がどうもない!」と。
気づいたのは、1ヶ月過ぎた頃でしょうか。
3ヶ月経つ頃には、完璧に治った、という感じがしました。
今ではもちろん、大きなサプリも問題なく飲めています。
ムズムズ足症候群もタンパク質、鉄補給で治る
喉の違和感が治ると同時に気づいたのですが、
寝る前の足のソワソワ感が、全くなくなったのです。
これ、「ムズムズ足症候群」と言うそうです。
正式には、下肢静止不能症候群。
ムズムズと言っても、かゆいわけではなく。
なんか、足(膝から下)が変なんですよ。
私の場合はたまにでしたが、足がソワソワする感じ。
足を動かさずにはいられない。
何か足が気持ち悪くて眠れない。(いつの間にか寝てるんですけど笑)
ひどい人は不眠の原因にもなるらしく、
ムズムズだったり、
足に虫が這うような感じだったりもするようですが、
とにかく、足に不快な感覚があるわけです。
これも、食事を改善したことで、胃腸機能が上がり、
タンパク質と鉄が満たされ、
(鉄はすごく上がったわけではないけれど、病的ではなくなった)
いつの間にか、全く症状がなくなりました!
いやー、快適快適。
チックは、マグネシウム・タンパク不足
ちなみにチックは、マグネシウム不足と言われています。
ああ、子供の頃の自分に教えたかった。
あれね、自分でもわかっていて、やめたいんだけど、やっちゃうんですよ。
体が動いちゃう。
問題は、神経伝達の異常
喉の違和感も、
ムズムズ足も、
チックも、
なんだか、「神経質」と言われがちな症状ですよね。
パニック障害もいろんな恐怖症もありました。
それらがみんなあった私は、
くり返しますが、神経質とは程遠い性格。
びっくりされるくらい、ざっとしています。
栄養療法を知って、つくづく思うのは、
神経質って性格ではなくて、ただの栄養不足。
栄養が足りなくて、神経伝達がうまくいってないだけ。
(くわしくはこの記事も参考にしてくださいね)
特にパニック障害なんかは、
私の意思に全く関係なく、脳が暴走しているだけ、という感じがありました。
だから、神経伝達に必要な栄養が満たされると、
パタッと、症状が出なくなってしまう。
実は、治すのはカンタンなんです。
ご相談を受けることの多い、
落ち込みやすいとか、
鬱っぽい、
何にもやる気が出ない、
自己肯定感低い、
イライラしやすい、
カッとなったら止まらない、
そういうのも、低血糖を治すだけで、なくなったりしますしね。
困った性格、と思っていたものって、性格ではなくただの栄養不足のこと、
すごく多いですよ。
犯罪の中にも、ただの栄養不足は多いのかもしれませんね。
いやあ、いろんなことがわかってきて、すごく良い時代だと思います。
必要な人にこの情報届いて~~!!
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