「レバーは貧血に良い」
誰でも聞いたことがありますよね。
レバー、食べていますか?
私は食べていません(笑)
そもそも実家でレバーが出てきたことがないし、
(実家の母も内臓苦手)
給食で一度口に入れて、
そのにおいと味に吐き出してしまってから、
それ以来一度も、食べたことがありません。
料理することはありますけどね、たまに。
息子が好きなので。
味見はできないので、適当に味付けて出します。
しかしですよ。
日本人女性の貧血、鉄欠乏はほんと、深刻。
貧血、鉄欠乏は、不幸を生みます。
体の様々な不調はもちろん、
正常な精神状態でいられませんから。
特に有経女性は、週イチでレバーを食べて欲しいくらいです。
健康診断の結果を見て、「貧血はありません」でも、
ほんと、要注意。
体内の鉄の貯金であるフェリチンが減っている場合があるのです。
ヘモグロビンが正常値でも、フェリチン20未満の人は、
鉄欠乏状態。
鉄を満たすと、不調が改善することは、珍しくありません。
でもですね、貧血がひどい人ほど、レバー嫌い。
貧血の人って、好き嫌い多いんですよ。
しかし私は、栄養療法によって、Hb8からの貧血改善!
(鉄サプリなしで)
そして、レバーを勧める立場です。
貧血が改善した今なら、レバーも食べられるかもしれない!
そう思っていたら、
「秋川牧園さんのレバーは、すんごく食べやすいよ!」
との情報。
秋川牧園さんは、とっても良い食べ物を作っておられます。
https://www.akikawabokuen.com/
いつもお世話になっているBio天粧さん(自然食品店)には、
秋川牧園さんのお肉はあるけど、レバーがない。
康代さんおススメの、神山鶏のレバーを買いました。
抗生物質不使用、
平飼いの鶏さんレバーです。
https://www.ishiifoods.co.jp/product/kamiyamadori/
さっそく、ネットの情報をもとに、レバー調理。
良いレバーは、血抜きしなくてもおいしい!と聞きますが、
いや、血抜きします。笑
今回は苦手を克服、がテーマですので、
なるべく食べやすくしてからチャレンジします。
水に15分さらして、血抜きし、
さらにさっと下茹でしてから調理するのが食べやすくするコツだとか。
(牛乳に浸ける方法もあるけど、
我が家、牛乳あまり飲まないので、
そのために牛乳買うのは嫌だった)
プリプリのレバーです。
スーパーで売ってる、ドロッとしてるのとはちと違う。
一口大に切り、

もったいないので、ハツも脂のところを取って、
血を取り除いてから一緒に使おう。
たっぷりの水にさらし、
念のため、3回水を替えました・・・

これまた念のため、生姜の千切りをたーっぷり入れます。
ニラも最後に入れよう。
レバーの甘辛煮にします。
鍋に、砂糖、醤油、酒、みりんを入れて、
レバーが浸かるくらいの水を加え、
沸騰したら、レバーと生姜を入れます。

再沸騰してきたら、アクをとりつつ、中火でグツグツ炊きます。

湯気で見えませんが、どんどん煮詰めていきます。
レバーの独特のにおいがありませんねぇ。
恐る恐る、汁の味見をしますが、
これならイケるかも!!!!
煮詰まってきたら、最後にニラを入れて、さっと煮、
できたーー

恐々、一口。
・・・・
食べられる・・・・感動・・・
「おいしい!」とまでは思わないけど、イヤじゃない。
生まれて初めて、レバーをゴックンできました笑
口に入れたときの、あのイヤなモワッと感がほとんどありません。
49になって、好き嫌いを克服できるとは思いませんでした!
(ほかにもあるけど)
死ぬほど嫌いだったのに。。。
わーーーーーーい!!!!
ということで、
鉄が気になるけどレバーが苦手、と言う方はぜひ、
良いレバーを取り寄せて、試してみてくださいね。
私も次は、レバニラ炒めを試してみようと思っています。
今回作った甘辛煮は、ケチャップやウスターソースを入れると、
子どもがグッと好きな味になりそうですね!
ところで、余談ですが、
レバーの血抜きをしながら思ったこと。
「しーっかり血抜きしたレバーって、鉄分減るのかな?」
だって、千切りキャベツも、水にさらすと、
ビタミンCは、かなり減ってしまいます。
食べ物って、下処理の仕方によって、
栄養価って、すごく下がることがあるのです。
水煮食品には、あまり栄養残ってないのですよ・・・
↓こういうの

普通、野菜を切って水に浸けると、水が濁ったり、
色がついてきます。
この濁りや色は、栄養分です。
でも、コレ
浸かっている水が、すごく透明ですよね。
水にさらしてさらして、栄養が抜けてしまっているのです。
脱線しましたが、レバーです。
水にさらして血抜きすると、鉄は抜けないのだろうか?!
■血抜きで鉄分はほぼ損なわれない
レバーを加熱調理する前に、レバーの持つ独特のにおいを和らげるために、水や牛乳に浸す血抜きを行う。血抜きによって鉄分は損なわれるのか、また加熱調理による鉄の残存率も変わるのだろうか。
日笠:血抜きによって鉄の残存率がどれくらい変わるのか、豚レバーで実験してみました。その結果、水に30分浸した場合の残存率は92%、牛乳では97%。どちらで血抜きをしても鉄は十分に残るということがわかりました。また、同じく豚レバーを使って加熱調理による実験をしたところ、焼いた場合は鉄の残存率は98%とほぼ損失はありませんでした。一方、煮た場合では残存率が51%と半分ほどに減ってしまっていたんです。
水に30分浸しても、9割残っているそう!
良かった!
煮たら半分になるのは、煮汁に出てしまうのでしょうね。
煮汁はしっかり煮詰めたて、一緒に摂った方が良さそうです。
コメント