茶碗蒸しなんて難しいもの作れない!
なんて思ったらもったいない。
大きなフタつきフライパン(又は鍋)
計量カップ
があればできます。
材料は、
卵
だし汁
塩
だけ。
「素うどん」ならぬ、
「素ちゃわん蒸し」です。
この具のないシンプルな「素ちゃわん蒸し」、
温かいのも美味しいけど、
夏場の食欲が出ないときに、冷やして食べると美味しい!
(夏場は少し、塩を多めにするとより美味しい!)
冷たい卵豆腐のように、飲むようにつるつる~っといけます。
かなり消化が良いので、
食欲のないときの、タンパク質補給にピッタリです。
病み上がりにもいいですね~
作り方の前に、みんなが嫌がる(笑)「だし汁」について。
かつお節と昆布でとれば、それは一番、香りも良くて美味しいけど、
面倒な人は、だしの素を使えばいいです。
(だしの素には塩が入っているので、塩を少し控えめにね)
このブログを読んでいるような方は、
そういうところにこだわらず、
まずはタンパク質を補給してください。
エネルギーが出てくると、「出汁でも取ってみようかな」
「やってみると意外と簡単だな」
と思うようになります。
その出汁の取り方も、
教科書に載っているような、面倒なことはしなくてOK。
鍋に昆布と水を適当に入れて、
弱火にかけてゆっくり煮出し、
(ここでゆっくり時間をかけると、濃い旨味になる)
最後に沸騰させてカツオ節を一握り入れ、
火を止めて5分待つ。
→ザルで濾すか、昆布とカツオを網か箸で引き上げる。
(完璧にカツオを除かなくてもいい)
別に、カツオを入れてすぐ火を止めなくても、
グツグツ煮だしても良いのです。
料亭ではないので、だしは、適当にとってください。
水500㏄なら、昆布5cm角1枚と、かつお節小袋1パック(3g)くらい。
↑教科書よりかなり少なめを、適当に煮出します。
卵にアツアツのだし汁を入れると、卵がまだらに煮えちゃうので、
ある程度冷ましておいてくださいね。
では、簡単度100%のちゃわん蒸しの作り方
材料(4人分)
卵 3個
だし汁 450㏄
塩 3つまみ
味付けは塩だけです。卵1個に対し、塩1つまみ。
なんて簡単!
塩1つまみは、下の図のキャプションにあるように、
親指、人差し指、中指の3本でガシッとつまむ。
作り方
①卵3個をボウルに割って混ぜる。(泡を立てない方が良い)
②だし汁、塩も入れて混ぜる。

③なめらかに仕上げたい場合はザルや味噌こしで濾す。
これはなるべくした方がいいです!

④容器に入れて(茶碗でもOK)アルミホイルで蓋をする。
入れる量は、容器の7分目くらいまでかなー
あまり多いと、蒸す時間が長くなります。

⑤フタつきの大きな鍋かフライパンに水を2~3㎝入れて沸騰させる。

⑥液を入れた容器を並べてフタをして、
強火で2分加熱。

⑦次に弱火にして10分加熱。
水面がグラグラすると、火が強すぎます。フタを開けてみてOK。
※容器がとても大きい、分厚い、などの場合は、少し長めに。
反対なら最初の強火は1分半程度にして、少し短めに。

⑧容器のフタを開けてみて、揺らしてユラユラする程度で、
真ん中に箸を差して、汁が濁っていなければOK。
トゥルトゥルなめらか~な茶わん蒸しの出来上がり!!!


材料も調味料も作り方も、極限までシンプル簡単にしました。
誰でもできる!!
うちの子どもでもできる!!
もし、気泡が入ってブツブツになってしまったら、
(別に普通に食べられますが)
弱火の時の火加減が強すぎます。
トゥルトゥルに仕上げたいなら、
次は弱火の火加減をもっと弱くしてくださいね。
もしくは、少しだけフタをずらすとか。
(鍋内の温度を少し下げる)
2回目は必ず成功しますので!
ところで、
茶わん蒸しの卵とだし汁の割合には法則があり、
卵1:だし汁3
です。
卵1個は、だいたい50㏄ → だし汁は150㏄。
2個ならば、100㏄ → だし汁は300㏄。


具のない素ちゃわん蒸しなら、卵3個(だし汁450㏄)で4人分。
鶏肉やかまぼこなどの具をを入れるなら、
卵2個(だし汁300㏄)で4人分くらい。
割合を覚えておくと、計量カップがあれば
卵何個分でもできますね。
塩は、卵1個につき1つまみです。
まとめます。
卵1個(50㏄) → だし150㏄ → 塩1つまみ
卵2個(100㏄) → だし300㏄ → 塩2つまみ
卵3個(150㏄) → だし450㏄ → 塩3つまみ
※卵がLLサイズとか、Sサイズとかだと、計量カップで測った方が無難。
Mサイズ、Lサイズくらいなら、これでOKです。
2~3回作ればイヤでも覚えるので、
もうレシピを見なくても作れるようになります。
濃い味好きで物足りない方は、麺つゆかけても美味しいです。
めちゃ簡単シンプルレシピ。
欲を言えば、
卵の味が決め手なので、質の良い卵で。
ぜひどうぞー
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