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女性必見!美容医療と栄養のカンケイ

広告の情報じゃなくて、真実が知りたい!
女性なら99%がそう思ってます。

それが、美容医療の世界。

栄養療法の勉強会には医療関係者が多くて、
ドクター、看護師、歯科医師、薬剤師率が高ーい。
医療の内側の話を聞く機会が多いのがとっても面白いことの1つ。


その中でも、先日は、美容皮膚科、形成外科のドクターの講義を聞いてきました。
美容外科や皮膚科に勤めている看護師さんもいらっしゃいます。
みなさんに共通することは、「肌がめちゃきれい!」

あまりやりすぎると実年齢と顔だけがかけ離れて、
それはそれで、なんか違和感ありますけどね・・・
なぜそうなるかは、最後に述べるとして。

まず、美容医療の施術を受けて、
すごく効果がある人とあまりない人の違いは、
やはり、栄養状態にあるそうです!

ま、当たり前っちゃ当たり前。
肌も臓器の1つだから。
肌も、胃や腸や心臓と同じく、タンパク質でできていますしね。

サプリだけじゃ全然体は変わらなかった…
という私の昔の話を書きましたが、それは肌も全く同じ。

○ョコラBB飲んでも、
ビタミンCを1日3〜4g飲んでも、
それだけでは肌はほぼ、変わりません。


ここはもう、当たり前として読んでください。
朝は食べずに昼はパスタ、おやつにチョコレートやパンを食べ、
夜にやっと普通のご飯を食べる・・
それではサプリをいくら飲んでも全く効きません。
肌をきれいにする第一歩は毎日の食事です。

とはいえ、
やっぱり知りたい美容医療のこと。
見てる限り、良いみたいですよ。
美容外科とか皮膚科で働いている人たち、
めっちゃ肌がきれいですもん。

ただ、美容業界で働くのって、年齢制限があるらしいですね。
何歳になったら辞めなさい!という決まりがあるわけではないだろうけど、
営業ノルマが結構あって、
そのためには、自分がきれいでなくちゃいけない。
(肌がきれいじゃない人からの誘いに乗らないですもんね・・・)
そこで、年齢が関係してくるのかな・・・と。

なので、美容医療を続けていて、ある程度年齢を重ねた方、
という方に、お会いできないんですよね。
そこは、気になるところ。

あと、これも私の感覚なのですが、
美容医療を受け続けている人って、
皮膚が薄い気がしませんか?
表面に薄い綺麗な膜がピンと張っている、、というか、
もろそうな感じ。
内側からパーンと張る感じがなくて。
あの薄い膜状が、年を重ねていくとどうなるのか・・・
とその辺はわからないな、というのが私の今の感想です。


あと、病院を選べ!ということは聞きました。
精神的に不安定な人をターゲットにした美容医療も
あるみたいですねー。
芸能人でもないのに繰り返し外科手術をしたりするのは、
病んでるからですよねー。
実際、そういう人って、手にリストカットの傷がすごかったり
話しててつじつまが合わなかったり、
そういう場合がほとんど!と聞きました。
まあ、そこまでいくのは稀でしょうけど、
そういう現状もあるようです。
(この辺も後述します)


でも、シミとかそういう色ムラ的なものだけでもなくなると、
見た目、若々しくなりますよね。
ということで今回は、シミについて。



シミって色素沈着のことですが、
メラニンの蓄積によって起こります。

シミには5種類あって、

  • そばかす
  • 後天性真皮メラノサイトーシス
  • 老人性色素斑(脂漏性角化症)
  • 肝斑
  • 炎症後色素沈着

まず、この種類をしっかり見極めて、合った治療をすることが大事だとか。

そばかす:
若い時に多くて歳と共に減っていく。
色が白い人に多い。
遺伝傾向が強い。
という特徴があるのですが、IPLやレーザーで3~5回で結構きれいになるそうです。
ただ、再発しやすい。

後天性真皮メラノサイトーシス:
20代前後から出てきて、左右対称にみられる色素斑。
自然に回復することはなくて、ゆっくりと進行。
診断をちゃんとすれば、数回で結構綺麗になる。

老人斑(脂漏性角化症):
長年の紫外線が主な原因。
不定形、大小不同で、
平坦なものを老人性色素斑、
やがて隆起したものを脂漏性角化症と呼ぶのだそう。
自然治癒することはない。
平坦なものはレーザーで、
隆起したものは炭酸ガスレーザーで治療。

肝斑:
左右対称、境界がはっきりした色素斑。
眼窩下部から頬骨にかけてよく出る。
最も大きな要因は、こすりすぎによる慢性炎症性色素の沈着。
(頬づえ、触りすぎ注意!)
症状の変動が大きく、市外線、ストレス、ホルモンに影響を受ける。
60代以降に激減。
これはレーザーもいいけど、トラネキサム酸もよく効くそうです。

炎症後色素沈着:
怪我やヤケド、ニキビ跡などの色素沈着。
レーザー治療後に生じることもアリ。
炎症を起こさないこと、触らない、こすらないこと大事。

ということで、それぞれに合った治療をすることが、一番大事だそう。
で、結局はしっかりした美容皮膚科に行く!笑



しかし、めっちゃ重要なのは、

これらのシミの根源には、目に見えない炎症が存在するってこと!!

シミの原因は、

  • 紫外線
  • 物理的刺激
  • 酸化
  • 糖化

です。

  • 紫外線→防げばいい
  • 物理的刺激→さわらない、こすらない

です。こちらはシミの外的要因。
対策してる人は多い。

では、シミの内的要因である酸化糖化とは?!

ここ、栄養療法の得意なところであり、
栄養療法でしかできないところ!

まずは「酸化」とは?

簡単に言うと、「サビる」こと。
リンゴの断面が、長く置くと茶色く変色して、
表面はしわっぽくなってふにゃっとなりますよね。
アレです。

人は呼吸によって活性酸素を作り出してしまうのですが、
その一部が、金属イオンや紫外線によって
強力な活性酸素に変化し、
それが脂質を攻撃することによって過酸化脂質というものになります。
これが、シミの内因の1つですが、
これって動脈硬化も同じなんですよねー。
コレステロールは体の重要な働きをしてくれるのですが、
酸化されることによって、動脈硬化の原因となります。

もう一つのシミの内因である糖化
これは、白い食パンを焼くと、茶色く変色し、
弾力がなくなり、表面はがりがりになります。
このこと。

もう少し詳しく表現すると、
糖+タンパク質に熱が加わることにより、
最終糖化生成物(AGEs)ができる。
コレです。
促進要因には、飲酒、喫煙、脂質過剰、酸化、紫外線があります。

AGEsは、一旦できるともとには戻りません。
お肌のタンパク質を変性させて硬くし、
弾力がなくなり、シワにもなります。

ポイントは、糖+タンパク質、というところ。
そう、この最大の要因は、食後高血糖!!

血糖コントロールは、お肌のためにも超重要なのです!!!

そしてこの酸化と糖化は、お互いに影響し合い、
負のスパイラルへ・・・・( ノД`)シクシク…
お肌にどんどん炎症を起こしていきます。

ということで、

自分の体で酸化や糖化がどのくらい起きているのか?!
知りたいですよねー。

血液検査結果を見てみましょう

☆間接ビリルビンが0.6以上:細胞膜が弱っています
(総ビリルビンー直接ビリルビン=間接ビリルビン)

☆尿酸値が4以下:抗酸化力が弱ってます。
尿酸は体内で最も強力な抗酸化物質でもある。

☆総たんぱく7以下:お肌の材料がそもそも足りない

☆γGTP10以下、25以上:グルタチオン生成力不足

☆LDLコレステロール100以下:CoQ10合成力低下s

☆ALP(IFCC法)63以下:亜鉛不足

どうでしょう??

はい、では、
シミの原因やなぜできるか、
自分はシミができやすいかどうか、
その辺を知ったところで
毎日の生活で、どんなことに気を付けたらいいでしょう?

肌の老化を防ぐポイントは、酸化&糖化対策

まず酸化
活性酸素が発生しても、速やかに水と酸素に分解されてくれればOK。
それを促進してくれるのは、抗酸化物質です。
グルタチオン
ビタミンC
ビタミンE
カロテノイド
ポリフェノール
αリポ酸
COQ10 です。

これらが含まれる食材をしっかり摂るといいですねー。
ビタミンC:レモンや果物、ピーマン、パプリカ、ぶろっこりー
ビタミンE:アーモンド、アボカド、ごま
カロテノイド:緑黄色野菜、卵
・・・・
なんて書きだすときりがないので、
いろんな旬の食材をまんべんなく食べとくといいです。

そして、糖化対策。AGEs対策
これはもう、血糖コントロールです。
低血糖がある人はほとんどの場合食後高血糖もあるので、
気を付けることは低血糖対策と同じ。

空腹時血糖値が80以下、126以上
HbA1cが4.6以下、5.6以上
空腹時インスリンは2~3くらいがちょうどいいです。

具体的な対策としては、
砂糖を過剰に摂らない、ジュースやアイスの食べすぎ×
糖質を最後に食べる
ゆっくりよく噛む
野菜や海藻、麦などの食物繊維をしっかりとる
食後に動く

ですが、やはり一番は「食べ過ぎないこと」

それプラス、食事由来のAGEsを減らすことです。
高温調理を控える事=揚げ物、油でいためる、焼くを控える事です。
揚げ物は生に比べると、AGEs量が10数倍にもなります。

揚げ物、美味しいんですけどねー。
せめて週一程度にしましょうね。
生、蒸す、ゆでるをメインにすると〇。
炒め物は酸化しにくい質の良い油で。
まがい物でない遮光瓶に入ったオリーブオイル、
バター
ココナッツオイル
なたね油やこめ油も使いすぎなければいいです。〇or△
ごま油△
質の悪いサラダ油やパーム油も、もちろん✖です。

抗糖化食材を食事の初めの方で食べるのもGoodです。
生姜やにんにく、シナモン、ブロッコリースプラウト、
きのこ、酢、柑橘類などなど。

いろいろ書きましたが、この辺の食事って、
栄養療法ですべて気を付けるところでもあります。

正直私は、ビタミンCがブロッコリーに多いとか、
抗糖化対策に生姜やにんにくが良いとか、
そんなに意味がないと思っているので、あまり書く気にならない。
栄養なんて季節でも違いますし(旬の栄養抜群!)
採れたて新鮮と、切って袋に入れて売ってあるものでも違いますし、
生姜やにんにくをよく使う私がシミが少ないとも言えないし(笑)
大事なのは、あまり偏りすぎず、なんでも食べればOKなんですよ。
〇〇は△△に効く!
という情報は、適度に聞き流しましょう。
それよりも、旬の食材をなんでも食べておけばいいです。

それよりも大事なのは、
揚げ物は減らした方がいいとか、
ジュースやポテチはやめとこう、とか、
あとは血糖コントロール!
その辺です。
細かいところにこだわりすぎるとストレスで炎症体質になってシミができますよ(笑)

もう少し積極的に栄養を活用したいならば、
まずはタンパク質です!ここでもタンパク質です!
お肌の材料がないと、綺麗になりようがないですからね。
総タンパク質7.5を目標に。

抗酸化や美白のためのビタミンCも手軽なので摂っておくといいですね。
ただビタミンCって、優先順位があって、
お肌は結構後回しなのです。
特に副腎は、ビタミンCをすごく必要とする臓器なので、
副腎疲労を治さないとお肌にビタミンCは届きにくい。
副腎ホルモンコルチゾールは、抗ストレスホルモンでもあるので、
ストレスが強いときは、ビタミンCを多めに補給しておきたいものです。

必要量は人によって違うし、
たくさん飲むとお腹がゆるくなる方もいるので、
何ミリグラム、とは言えませんが、
私は1日3000~4000mgとっても特に変化なし。
まだまだ、副腎やその他の優先臓器に必要なのだろうなーと感じています。
ビタミンCは水溶性なので、一度にたくさんとってもあまり意味がなく、
一日3~4回に分けて摂る方が良いです。



ビタミンB12が不足すると、
メラニン色素合成が活発になり、色黒になります。
ビーガンやマクロビオティックを徹底している人にありがちですね。
ビタミンB12は、植物性の食べ物にはほとんど含まれないから。
ビタミンB12が不足するということは、
体内で解毒に使われるグルタチオンも作られないので、
B12を補給しないと解毒もうまくいかない、ということでもあるので、
ますます肌にも影響しそうですね・・・
(もちろん全身にも)

食事以外でも生活で気を付けることも。

紫外線を防ぐ(日光を浴びることで作られるビタミンDはある程度サプリで補うのも〇)
適度な運動(激しい運動は活性酸素をめっちゃ出しますのでNG)
飲酒、喫煙を控える
良質な睡眠(メラトニンは強力な抗酸化物質でもありますし、睡眠は体を修復します)

正直、「なんだ、普通じゃん」って感じですよね。
そう。普通に言われていることが、
意外と難しくて本当に大事なのです。

特に日本人女性は、睡眠時間が極端に低いと言われています。
家事は適度に手を抜いて、しっかり寝ましょうね!笑

ということで、美肌もやっぱり生活習慣から、という情報でした。
見た目が若い人は寿命も長いというはっきりとした研究結果も出ていますし、
健康=生活習慣ということはわかりきっているので、
地味に、生活習慣を正すしかない!ってこと(笑)

そして、美容外科、美容皮膚科は、口コミを大事にした方がいいですねー。


あ、後半に書くと言った、
美容医療を極端に繰り返す人たち。

あれはもう、病的なものでして。
ちょっとエラが張っているとか、
唇が小さいとか、
シワがちょっと増えたわとか、
鏡を見ると気になりますが、
そんなの、日々楽しく生活していればそう大した問題じゃない。
見た目が綺麗なら幸せかというと、あんまり関係なくって、
(若いと少し関係するかもですが)

見た目を綺麗にしたいって、結局幸せになりたいからですよね。
そのためには、
低血糖を治して精神状態を安定させること。
幸せホルモンセロトニンをちゃんと自分で作り出せること。
腸を治すとセロトニンを腸内細菌が作ってくれますし、
神経伝達物質がスムーズに流れると幸せになれます。
幸せを感じられるようになり、自分で自分をコントロールできるようになる。
今ある幸せに気づく。

そこをおろそかにして、見た目だけをどうにかしても、
幸せにはなれないということ。



だと思います。ほんとに。

シミを消したりいぼをとったりするくらいにしておけばいいんだけど、
美容医療に依存してしまうのは栄養不足、というまとめ(笑)

私もシミ取りレーザーやってみようかな。
その際は、ネタにしますのでお楽しみに・・・

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