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疲れがとれない、慢性疲労、回復のためにできること

朝起きられない
午前中は動けない
いつも疲れて体がきつい
体に鉛が入ったようだ
一日遊ぶと次の日ぐったり
常に眠い
ソファで寝落ち
・・・

相当お疲れのあなたへ。
最近では、コロナ後遺症で慢性疲労になってしまった方もおられますね。

完全に低血糖&副腎疲労がありますが、
とりあえず少しは動けるようにならないと、
体にいい料理なんてできないし、買い物にも行けない。
こんなブログなんて疲れて読んでられない。

今回は、
「とりあえず動けるようになる!」が目標です。

疲れ=ミトコンドリアが動いてない

疲れているということは、体の中でエネルギーが作れていない、ということです。
エネルギーを作るのは、主にミトコンドリア。
1つの細胞の中に300~数千個あるエネルギー工場です。

↓中にウネウネとした何かがある、これがミトコンドリア。

体には1京個もあり、体重の1/10がミトコンドリアの重さです。

このミトコンドリアがしっかり働いていないから、
エネルギーが作れない=疲れている
なんですね。

ミトコンドリア、元気に働いてほしいですよね~

とりあえずミトコンドリアを手っ取り早く動かすには

根本的に治す前に、とりあえずある程度動けるようになりたい。
そんなときに摂るべき栄養があります。

またまた出てきた、エネルギー代謝図。

一番エネルギーを多く作ってくれるのは、
③電子伝達系ですので、とりあえずここを動かしたい。



細かい機序は置いといて、結論から言いますね。
③電子伝達系を動かす栄養は、
ビタミンB3(ナイアシン)
COQ10(コエンザイムキューテン)

マグネシウム

です。

そして大事なのは、
ビタミンB3(ナイアシン)とCoQ10は、
還元型を選ぶこと。

NADHは、ナイアシンの還元型

ミトコンドリアは、活性酸素もたくさん出してしまうので、
酸化されやすいのです。
これが、ウイルスを殺す武器にもなるんですけどね。

ミトコンドリアを動かすには、抗酸化対策もポイントの1つ。
ただ、これ以上サプリが増えるのは、この段階ではつらいと思うので、
(エネルギーが作れていない人は、胃腸が働いていないから、
サプリが増えるとおそらく胃に触る)
抗酸化用サプリを別に摂る前に、
還元型を選びましょうねー。

それにプラスして、アミノ酸を摂ること。
なぜかというと、慢性疲労の場合、
ミトコンドリアが少ない
または、
ミトコンドリアが働いてない
のどちらかだから。

とりあえず、
ミトコンドリアの材料であるアミノ酸も摂っておこう、というわけです。
(タンパク質がしっかり摂れたらアミノ酸に分解されるわけですが、
おそらく、タンパク質の消化吸収も悪いから、
手っ取り早くアミノ酸補給!というわけ)

アミノ酸を、少し(5g)から始めて、
体調の変化を見ながら、10g~30g程度。

血液検査で疲労状態を知る

慢性疲労状態は、血液検査にも現れます。
こんな数値だったら要注意!

ALP 170以下:亜鉛、マグネシウム不足
LDH(LD) 170以下:ナイアシン不足
フェリチン 30以下:鉄不足
間接ビリルビン 0.6以上:活性酸素が多く発生
尿酸 4.0以下:抗酸化力がダウン、細胞の代謝が悪い
総タンパク 7.0以下:アミノ酸不足

今回は、細かい説明は抜きにして、
とりあえず動けるようになるために必要な栄養素だけに絞って書いてみました。

還元型ナイアシン
還元型CoQ10

マグネシウム
アミノ酸

疲れて動けないと、食事の準備どころではないですもんね。
とりあえず、これらのサプリを摂ってみて、
ある程度動けるようになったら、
食事もしっかり摂るようにして、本格的に治していきましょう~

次は、本格的にエネルギー代謝を阻害している原因を見つける、
「有機酸検査」についても、触れていきますね。





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